高槻・茨木の不動産物件情報
2021年5月24日/季節のあいさつ
快晴という言葉が似合う季節になりましたが、梅雨入り、皆様いかがお過ごしでしょうか。
湿気は、カビの原因になり、体調を崩すことがありますので、くれぐれもご自愛ください。
さて、大阪は、緊急事態宣言の最中、おそらく、延長もされるでしょう。コロナが世界規模で、流行したことで、戦争はなくなったと、この前まで、言っていましたが、中東やミャンマーを見ると、結局、コロナをポジティブに捉える要素が全くない。本当に、酷い話です。
先日、賃貸マンションの階段が、落ちて、人がお亡くなりになるというニュースがでていました。階段が落ちた原因は、木部の腐食だそうです。
皆様、ご存じのように、木は、水に弱いです。水を大量に、吸うと、腐食だけでなく、シロアリのご馳走になります。基本、住宅に使う木材は、生木でなく、乾燥させた木材を使います。そして、屋根ですと、防水シートを引いて、瓦などの屋根材、壁も同様に、サイディングなどの壁材を使って、水が、柱などの木部に侵入しないようにします。
しかし、地震や台風で、屋根材壁材が、割れたり、動いて、隙間ができて、そこから、雨が入ったりします。ひどい場合は、水道管が原因の時もあります。
そういったことで、知らない間に、木部に水が浸入して、腐敗したり、シロアリに食べられたり、している場合があります。浴室がタイルのお風呂を、交換する際、よく土台がなくなっていたり、シロアリが来ていることがあります。お風呂を外してみないとわからないのですが、一応、お風呂交換の見積もりの際、私は、その補修費用を入れて見積もりを作っています。浴室がタイル張りの方は、気を付けてください。特に、浴室の入口のところは、柱の下の方を指でおしてみてください。また、脱衣所のところは、床がたわんでいる場合もありますが、これも、床材だけなのか、土台からなのか、わからないので、脱衣所に、床下収納をとっていれば、覗いてみてください。
後、下水の漏れは、わからないのですが、上水は、漏水メーターというのが、水道メーターについておりまして、水を使っていない状態で、それが回っていたら、漏水しています。
高槻市では、漏水の扱いは、貯水槽のあるマンションを除いては、目視できない箇所で漏れていた場合は、漏水分は、免除してくれます。賃貸の場合は、あまり知られていませんが、判例では、大家さん負担となっています。
戸建の雨漏れで、多いのは、ベランダ部分の防水が切れている場合です。大雨が降るとベランダと窓の取り合いのところの下か、排水溝のところの防水が切れていて、そこから、雨が入ってきます。その場合は、防水塗装をやり直すか、コーキングで、補修します。コーキングで済む場合は、ものすごく安価です。台風の場合は、飛来物による屋根材の割れ、これも、コーキングで補修します。瓦なら、1枚交換とか、そんな処置をします。ただ、築30年を超えている戸建の屋根は、下地と屋根材の間に、防水シートを貼っていない家も多々ありますし、瓦の場合、置いているだけのもあります。一時、瓦の隙間をコーキングで埋めるという施工をする方もいましたが、瓦は、ちゃんとした隙間があった方が、雨漏れしないので、
コーキングする必要は、ありません。現在は、動かないように、屋根にくぎ打ちは、ひっかけて、ずれないように施工しています。
因みに、瓦が屋根に止めなかったのは、地震が来た場合は、瓦を落とすことで、、建物の倒壊を防ぐためです。現在は、建物自体を地震にもたすため、屋根材は、軽いものがこのまれます。また、屋根材に重さがあった方が、建物が揺れないというお話もございます。
最後ですが、屋根の修理は、雨の日はできないので、雨漏れしていても、晴れるまでがまんしていただくしか方法がないので、もし、気になることがございましたら、お早めに、お声掛けください。
令和3年5月吉日
株式会社三幸住研