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2020年2月11日/季節のあいさつ
新型コロナウイルスやインフルエンザが流行っていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は、花粉症か耐重超過の影響か、咳がでるので。人前では、マスクがいる状態です。
さて、先日、清荒神にある鉄斎美術館に絵を見に行こうと思い、妻を誘う鉄斎知らんし、ゴッホがいいということで、兵庫県立美術館に行ってきました。ゴッホというと、狂気とか、クレイジーなイメージがあって、全く興味がなかったのですが、折角なのでということで見てきました。ゴッホの他にも数点、彼に影響を与えた画家の作品があり、また、弟テオへの手紙を紹介しながら、初期の作品から、晩年の作品まで、展示してありました。ちなみに、ゴーギャンの作品も1点ありました。
ゴッホの初期の作品を見たのは、初めてで、すごく以外でした。ミレーに影響を受けいてたらしく、農民たちの肖像画を中心に書かれていました。農民たちの体付き、肉付きのせいかわかりませんが、曲線がすごく印象的でした。のちに、印象派の影響を受け、色彩がきれいになり、風景画や花などがモチーフになっていました。人物画は、モデル料が高いのも理由としてあったようです。
壊れている方の作品は、好きなんですが、狂気とか、クレイジー系の方が作るものは、実は、好きではないのです。違いを説明するのは、難しいのですが、壊れている方は、欠落、狂っている方は、非論理的な継続と言い換えることができるのですが、全く伝わらないと思いますが、そんな感じです。岡本太郎とか、ダリは、壊れている方に入ります。後者は、ゴッホです。
そんな純粋なゴッホの作品に感じる狂気性ですが、アール(曲線)だなと、初期のころの曲線の出現のように思います。「オリーブを摘む人々」なんか強烈に感じます。直線のところが、曲線になる歪み、これが、犯人だと1人納得しました。専門家に言えば、笑われますが、そんなことを考えて楽しんでいました。
気に入った作品もあったので、ギャラリーで、ポストカードを探してみたのですが、なかった。残念。
なぜか、安藤忠雄氏のものがたくさんあったので、もしかして、この建物、安藤、、、と最後に推理をして、ゴッホ展は、終了しました。
思ったより混んでいるので、入場券等は、ネットとかで、先に買っておいた方がいいと思います。
ゴッホの勝手に作っていたマスクを改めた見学でした。
いろいろと面白いと思いますので、皆さんもいかがですか、よろしければ、足を運んでみてください。
令和2年2月吉日